飲み物

【必見】妊活中に嬉しい効果たっぷりの黒豆茶を大特集!

「黒豆茶」というものを聞いたことはありますか?その名の通り、黒豆を炒ることで作ることができる飲み物。
最近ではティーバックで売られていることもあり、より簡単に飲むことができます。この黒豆茶、実は妊活に嬉しい効果が含まれているのです。
そこで今回は、黒豆茶が妊活に与える効果や注意点などをご紹介します!

黒豆茶は妊活に効果的なドリンク?効能などをご紹介します

女性ホルモンは、加齢に伴ってだんだんと減少してしまいます。
そこで、イソフラボンの力を借りて、女性ホルモンを補うようにしておきましょう。
イソフラボンは、マメ科の植物に豊富に含まれています。もちろん、今回取り上げる黒豆茶もそのひとつ。
黒豆茶を飲むことで、黒豆に含まれているイソフラボンを積極的に摂取しておくといいでしょう。

黒豆に含まれるアントシアニンには抗酸化作用が

さらに、同じく黒豆に含まれているアントシアニンにも注目です。
抗酸化作用をもつアントシアニンは、卵子や精子の質の低下を防ぐ効果が期待できる、とてもありがたい存在。
シミやシワなどを予防するというメリットまであります。このように、黒豆茶は女性にとってさまざまな嬉しい働きをしてくれるのです。

妊活中に気になるカフェインはゼロ!

赤ちゃんを望んでいる方は、どうしてもカフェインの存在が気になりますよね。でも大丈夫!黒豆茶にはカフェインが入っていません。
そのため、妊活中だけでなく、妊娠や出産をしてからも続けて飲むことができます。

黒豆にはアルコールの分解を助ける効果にも期待が

また、黒豆に含まれているポリフェノールは、アルコールの代謝を助けてくれる効果も。
さらに、黒豆にはアルコールの分解をサポートしてくれる、ビタミンB1も含まれています。そのため、「飲み会でついお酒を飲みすぎちゃった」「二日酔いを予防しておきたい」という時には、黒豆茶を飲んでおくといいでしょう。

排卵期までに飲んでアントシアニンの力を発揮しやすい身体に

アントシアニンの卵子や精子の質の低下を防ぐ力を発揮しやすくなるよう、排卵期までの時期に飲んでおくのもいいですね。
卵子と精子をできるだけよい状態にするために、生理開始日くらいから2人で黒豆茶を飲んで過ごしておきましょう。

黒豆茶はどの頻度、タイミングで飲むと妊活へ効果的?

黒豆茶に含まれているイソフラボンは、摂取して6~8時間で吸収のピークをむかえ、その後減少していきます。
そのため、「数日分の量を一気に飲んでおこう」「週に一度まとめて飲むことにしよう」といった飲み方は避けておきましょう。
できるだけこまめに飲むことで、効率よく効果を得ることができます。1日のうちに飲むタイミングを決めておくと、飲み忘れ防止や習慣化しやすいのでおすすめです。
お風呂から出た後や寝る前など、生活のなかに取り組みやすい、ご自分に合ったシーンを見つけてくださいね。

余った黒豆を食べるのも栄養を摂取する観点からは効果的

また、ティーバックを使わずに黒豆を煮て作る方は、「余った豆も食べる」ということを意識してみてください。
煮た後の黒豆にも、まだまだ栄養は残っています。お茶にした後の豆は捨てずにとっておいて、まるごと食べてしまいましょう。
そうすることで、黒豆の栄養を無駄なく体内に取り入れることができます。

黒豆茶と一緒に食べると妊活へ効果的な食べ合わせ

黒豆茶を飲むことで摂取した、貴重なイソフラボン。しかし、体内への吸収率が実はとっても低いです。
そこで、より効果を得られやすくなるためには、できるだけイソフラボンが体内に吸収されやすい状態にしておくことがポイント。
イソフラボンの吸収率を高めるためには、腸内環境を整えておくことが大切です。とはいえ、腸内環境は一朝一夕で劇的によくなるものではありません。そのためにも、食物繊維や乳酸菌が多い物を食べることで、腸内環境を改善しておきましょう。

ヨーグルトで腸内環境を改善し、イソフラボンが吸収されやすく

ヨーグルトなら、朝食や間食のときに手軽に食べることができますし、ヨーグルトにきな粉やナッツをトッピングすれば食物繊維もとれますね。
黒豆茶を飲む際には、普段から食物繊維や乳酸菌を摂り入れておき、腸内環境を整えておきましょう。

また、毎日大豆製品を食べることで、スーパーイソフラボンのエクオールが作られにくい人が、体質変化によって作れるようになった。という報告もあります。
エクオールはエストロゲンのような働きができるイソフラボンです。ですので、プラスして大豆製品も取り入れるようにしてみてくださいね。

黒豆茶を妊活へ取り入れる際の注意!カリウム&上限摂取量

黒豆茶には、カリウムが豊富に含まれています。
余分な塩分を排出してくれたり、血圧のコントロールをしてくれるミネラルですが、利尿作用があるため、飲みすぎると身体の冷えに繋がってしまいます。

イソフラボンの目安量上限値にも軽く気をつけよう

また、黒豆茶以外の大豆食品にも、イソフラボンは含まれています。味噌や納豆、豆腐などを食べる機会が多い人は、イソフラボンの過剰摂取に注意が必要です。
普段の食生活のなかで、ご自身がどのくらい大豆食品を食べているかを振り返っておくといいですね。
今のところ、大豆食品からのイソフラボンの摂取による健康被害は報告されていませんが、目安量の上限値70~75mg/日を超えないように注意しましょう。
「妊活のためにしていることが、かえって逆効果になってしまった」ということがないように、バランスよく体内へ取り入れてくださいね。[参考1]

黒豆茶は忙しい人でも取り入れやすい妊活ティーです

黒豆茶には、抗酸化作用をもつアントシアニンが含まれていることが分かりましたね。卵子の質の低下を防ぐことは、妊娠を望む方にとってとても大切。
黒豆茶をさっと飲むだけなので、忙しい人にとっても取り組みやすい妊活のひとつです。

さらに嬉しいところは、カフェインが含まれていないこと。ノンカフェンだからこそ、時期を問わずに飲むことができます。
「もし妊娠していたら、カフェインを控えなくちゃ」「あまり妊活中はカフェインを摂りたくない」という方も安心ですね。
毎日黒豆を煮て用意することが難しい場合は、ティーバックの商品を試してみるのもいいでしょう。ご自身に合ったやり方で、黒豆茶を生活に取り入れてみましょう。

この記事を作るため参考にした文献・サイト名

監修

  • 柳 寿苗

    管理栄養士
    柳 寿苗(やなぎ としえ)

SNSで情報を共有しよう!