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ルイボスティーで妊活の「質」上げ!驚きの効果と注意点

妊活をしている人なら、1度はルイボスティーの名前を聞いたことがあるでしょう。
でも、なぜ数ある飲み物のなかでも、ルイボスティーが有名なのでしょうか?
その理由は、妊娠しやすい状態に近づけてくれる、ルイボスティーのさまざま効果にありました!
今回は具体的な効果や飲む際のポイントをおさえて、妊活のサポートに役立ててくださいね。

ルイボスティーの抗酸化成分が妊活へ効果的に働く!

「活性酸素」という言葉を聞いたことはありますか?
老化の原因となる活性酸素は、ガンや糖尿病などの病気やシミ、シワ、白髪といった症状を招きます。
このように、できるだけ発生させたくない活性酸素。その活性酸素の減少に一役買ってくれるのが、ルイボスティーに含まれている「抗酸化成分」なのです。

過剰に発生した活性酸素が減らされ子宮内膜にも効果が

活性酸素は、前述したさまざまな老化現象だけではなく、卵子や精子の質の低下にもつながります。
卵子や精子の質が下がるということは、それだけ妊娠できる可能性も低くなってしまうということ。
そこで活躍するのが、先ほどご紹介した抗酸化成分。この成分には、活性酸素を抑制してくれる働きがあります。
抗酸化成分が含まれているルイボスティーを飲むことで、より身体が妊娠しやすい状態へと導いてくれるのです。

活性酸素は血行不良の原因のひとつなので、過剰に発生した活性酸素が除去されることにより、血流が良くなり子宮の内膜が厚くなります。
その結果、より受精卵が着床しやすい環境にしてくれる働きももっています。
活性酸素はシミやしわの原因にもなるので美容にも期待ができ、妊活以外にも女性にとって嬉しいメリットがあるという特徴もありますよ。

とくに男性は活性酸素の影響を受けやすい

とくに精子は活性酸素の影響を受けると、質の低下が顕著です。
活性酸素は抗ストレスや免疫機能に必要なものですが、過剰に発生することによって不妊の要因になり得ます。
活性酸素が過剰にならないように、男性も女性もルイボスティーを飲みたいですね。[参考1]

妊活中に控えたいカフェインが含まれないルイボスティー

妊娠を望んでいる方が気にしがちなカフェイン。
コーヒーのイメージが強いカフェインですが、実は緑茶やウーロン茶、玄米茶、ココアなど、意外と多くの飲み物に含まれているのです。
コーラや栄養ドリンクも、含有量が多い傾向にあります。
カフェインが含まれているものをたくさん飲みすぎると、寝つけにくくなることで睡眠不足の原因になったり、眠りが浅くなったりすることも。
また、利尿作用もあるため、体を冷やす原因にも繋がります。

カフェインの摂りすぎはAMHに影響が

それだけではありません。卵胞の中にどのくらいの卵が残っているのかの目安となるホルモンである、AMH(アンチミューラリアホルモン)にも影響が出ると言われています。
女性が1日にコーヒーを飲む量に比例して、AMHの値も下がっている」ということも研究で分かっています。
このように、カフェインは妊活中に控えたい成分であることが伺えますね。[参考2]

ルイボスティーは排卵や着床の時期に飲むのがおすすめ

そして嬉しいことに、ルイボスティーにはカフェインが含まれていません。
そのため、「ついついカフェインの存在が気になって、安心して飲むことができない」といった心配がありません。
妊活の時期から妊娠中まで、時期を問わずに飲むことができます。
「とはいえ、毎日ルイボスティーを飲むのはちょっと大変」という人は、排卵や着床の時期にあわせて飲むことがおすすめ。
生理が来たらルイボスティーを飲み始め、卵子の質を低下させないようにしておきましょう。

妊活中のルイボスティーは就寝前に飲むのもおすすめ

睡眠不足が続いている状態は、ホルモンバランスの乱れに繋がることも。睡眠時間はしっかりとれているという人も、実は眠りが浅いケースも存在します。
「たくさん寝ても疲れがとれない」「昼間ぼーっとすることが多い」という人は、もしかすると十分な睡眠の質を保てていないのかもしれません。
睡眠不足はホルモンバランスが乱れる原因にもなるので、妊活中はできるだけ睡眠の質を高めることが大切。そこで、ルイボスティーの力を借りましょう。ルイボスティーには、飲むことで体をリラックスさせてくれる効果があります。

その効果を効率よく発揮するには、夜寝る前に飲むことがおすすめ。これにより、リラックスした状態になり、眠りにつきやすくなります。
布団に入ってもすぐに眠りにつけずに悩んでいる方は、ぜひ試してください!
また、ルイボスティーは温かい状態で飲むようにしてください。冷たすぎる飲み物は、体の冷えを招きます。
ホットティーは体を温めてくれる効果もあるので、できるだけ温かい状態で飲むようにしましょう。

ルイボスティーと一緒に組み合わせると妊活によい食品

レモンと組み合わせ抗酸化成分の相乗効果を

ルイボスティーとおすすめの組み合わせはレモンです。レモンに含まれるビタミンCは抗酸化に働きます。
ルイボスティーに含まれている抗酸化物質と一緒に摂ることで、相乗的に働くことが期待できますね。
また、レモンのクエン酸はミトコンドリアでエネルギー生産を潤滑に行うために必要不可欠です。
卵子や精子の質を高めてくれることが期待できるので、ぜひレモンをプラスしてみてくださいね。

生姜と組み合わせると妊活中の冷え対策に

もうひとつ、おすすめの組み合わせは、生姜を混ぜて飲むこと。
体を温めてくれる効果のある生姜は、ルイボスティーと一緒に飲むことで、より冷え性の改善に役立ちます。
パウダータイプの生姜なら、違和感なく飲むことができますよ。
冷え性は血行不良を招き、子宮だけでなく体全体に栄養が届きにくくなってしまいます。
妊娠後は、お腹の赤ちゃんに栄養がスムーズに送られない原因にも。そのため、妊活中から妊娠中、さらに産後においても冷え症は改善しておきたいところ。
ルイボスティーと生姜の組み合わせで、体の中からホカホカになることで、血の巡りを良くしておきましょう。

ルイボスティーは妊活に効果大ですが、飲み過ぎには注意です

マグネシウムは大量摂取で下痢のおそれ

さまざまなメリットが得られるルイボスティーですが、大量摂取には気を付けなければなりません。
ルイボスティーに含まれているマグネシウムは、大量に摂取すると、下痢を招く恐れがあります。
もともと便秘気味だった方にとっては、便秘が解消される可能性もありますね。
ただし、下痢が続いている方や、ルイボスティーを飲み始めてからお腹がゆるくなったと感じる方は、1度飲むことを止めて様子をみておきましょう。

大量に飲むとカリウムの利尿作用で身体が冷える

また、ルイボスティーにはカリウムも含まれます。
カリウムには利尿作用があるので摂りすぎは身体を冷やしてしまいます。適度な量取り入れることを意識してみてくださいね!
抽出液自体にはミネラルの含有量はさほど多くはないので、よほどの量を飲まない限り、身体に悪影響は出ないので安心してくださいね。
さらに、より安心して飲むためには、有機栽培のものを選ぶといいでしょう。
ルイボスティーには多くのメーカーのものが存在するので、購入前にはパッケージを確認するようにしておいてくださいね。

ルイボスティーは妊活にピッタリな妊活ティー!

今ではすっかり有名になったルイボスティー。
抗酸化成分が含まれているため、活性酸素を減らす働きがあり、卵子や精子の質が気になる方にはおすすめの飲み物です。
妊活中や妊娠後は避けておきたいカフェインに関しても、心配することなく安心して飲めるところも嬉しいポイント。
リラックス効果を利用して、寝る前に飲むことで睡眠の質を高めるという飲み方もおすすめ。
冷え性が気になる方は、生姜を加えたホットティーにしてみるのもいいですね。

ただし、ルイボスティーを大量に飲むことは、マグネシウムやカリウムの過剰摂取に繋がる可能性もあります。
下痢や冷えの原因になることもあるので注意する必要が。適度な量を守った上でルイボスティーを飲むようにしましょう。
また、購入する際には、パッケージをよくチェックすることを忘れないでおきましょう。
「有機栽培」「オーガニック」といった表示があると、より安心できます。

妊活の強い味方のルイボスティー。
できるだけストレスが少ない状態が望ましい妊活中は、ルイボスティーを飲んでリラックスして過ごしてくださいね。

この記事を作るため参考にした文献・サイト名

監修

  • 柳 寿苗

    管理栄養士
    柳 寿苗(やなぎ としえ)

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